Mac修理職人 牧野伸一のプロフィール
モノを作る事に夢中な幼少時代
子供のころは、毎日のようにプラモデルを作ってました。小学校の時夢は大工。
体育会系は苦手で、家に帰って部屋に閉じこもり、ひたすら作っていました。時には朝を迎えるときも。
既にこの時から物事に集中できる体力が養われていたかも・・・。
大学の美術系を目指しましたが、デッサン力と標準科目でNG。結局御茶ノ水専門学校に入学。もともとは立体系を目指していたのですが、入試勉強時に知り合った大学生の先生から、目指すなら「グラフィック系の方が、仕事もあるし儲かるのでは?」と言われ、方向転換をしました。
もしあの時そのまま立体系を目指していたならどうなっていたのだろう?とふと思う時があります。
Macとの出会い
Macとの出会いは今の会社に入ってから
1984年入社ですので、かれこれ勤続27年、Mac歴も27年になります。
そもそもその当時は、今のようにコンピュータが誰でも持てる時代ではなく、とても高価でとても難しい物でした。
ちょうど入社したころは、コンピュータと言えば「IBM」でOSは「MS-DOS」が主流でした。
※今のWindows OS(3.1→NT→95→98→2000→Me→98SE→Xp→Vista→7)の元です。
当時は、今のコンピュータのようにグラフィカルではなく、言葉を選択しその都度コンピュータに指示を与えていました。
それに引き換え、Macは自然に感覚的に操作ができて、データのコピーなどはアイコンを好きな場所に移動するだけのドラック&ドロップ。
年の一番初めに起動させるとその国の言葉で「おめでとうございます」の挨拶。
それまで、田舎育ちでコンピュータなど触った事がない自分でも操作でき、とても衝撃的で感動しました。
本格的に仕事で使用したのは1990年代のQuadraシリーズからです。
また、初めて自分で購入したコンピュータは1996年発売のPower Macintosh 4400です。
Macの魅力
Macの魅力と言えば、やはりそのデザインと斬新さだと思います
デザインと言えば世間にあっと言わせたiMacが有名ですが、アップルは、その前にモニターと一体型のコンピュータをいくつも出しています。SE30、Power Macintosh LCシリーズ、Macintosh Color Classicなどです。ちなみにSE30は今も所有しています。
「見ていて飽きないデザイン、人にやさしいシステム」これに尽きると思います。
アップルは、ノートパソコンを畳んでドッキングステーションと言われたPowerBook Duoとなるコンピュータも発売しています。
ディスクトップ型の箱にドッキングさせてデスクトップ型Macintoshと使用できるものでした。もちろん、自分も愛用していました。
家と会社に1台ずつドッキングステーションを置いてPowerBook Duoを持ち歩き移動。会社でも家でも同じ環境でコンピュータが使用でき、ノートパソコンとしても移動時は使用できるという優れものでした。
機能もそうですが、「Macを使って快適に仕事が出来る」というところもすごく好きです。
今でこそWindowsもグラフィックインターフェースになって来ていますが、自由度ではMacとは比較にならないと思います。